2015年
大振幅振り子の実験用教材の開発
物理教育
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- 巻
- 63
- 号
- 1
- 開始ページ
- 11
- 終了ページ
- 16
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.20653/pesj.63.1_11
- 出版者・発行元
- 日本物理教育学会
線型近似sinθ≈θが成り立たない大きな振幅で振動する振り子の周期を測定するための実験手法を考案した。デジカメの高速連写モードを用いると,2秒間にわたり0.067秒間隔で計30枚の写真を撮ることができ,これによって振り子の約1.3周期分の動きを連続撮影できる。撮影した振り子の角度の時間変化を測定し,楕円関数による計算結果と比較したところ,両者はよく一致した。楕円関数の計算は,Excelに装備されているVBAを用いてプログラム計算した。本実験を教材化し,大学物理学科の学生実験のテーマとして採用した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.20653/pesj.63.1_11
- ISSN : 0385-6992
- CiNii Articles ID : 110009923804
- CiNii Books ID : AN0021972X