平田光司

J-GLOBALへ         更新日: 18/08/25 17:38
 
アバター
研究者氏名
平田光司
 
ヒラタコウジ
所属
独立行政法人日本学術振興会
部署
ワシントン研究連絡センター
職名
所長
学位
理学博士(筑波大学)
その他の所属
高エネルギー加速器研究機構

プロフィール

東京都出身。中等部からそのまま苦労せずに慶応義塾大学工学部卒(計測工学)、朝永先生にあこがれて東京教育大学に入ったら筑波大学にかわって、そこを修了(素粒子論、理学博士)、就職が無くて困っていたら加速器を勧められ高エネルギー物理学研究所(KEK)で助手に。TRISTAN、KEKB加速器の理論研究を行う。加速器など「単なる技術」と思っていたら大間違いで、理論物理学のテーマがいくらでもあり、研究者も少ないので無人の荒野を行く楽しさを味わう。「単なる技術」など無いこともよくわかった。ICFA Beam Dynamics Panel委員、委員長、ビーム物理研究会の立ち上げ、総研大共同研究「非線形現象の数理科学」などの活動の後、総合研究大学院大学に移り大学院生への総合教育と分野横断的な研究プログラムの助成に関わるとともに、科学技術社会論学会の立ち上げにも関わる。所属専攻では生命系の学生に対する「科学と社会」の副論文(必修)の指導を主にした。定年後、KEK(高エネルギー加速器研究機構、と改名していた)にもどり、そこからJSPSワシントンオフィスに出向。人生、何が起きるかわからないものですね、

専門:ビーム物理、科学技術社会論、科学コミュニケーション論。

現在の研究:巨大科学の社会史、大学共同利用機関の歴史、科学におけるコミュニケーション、加速器ビームの非線形現象。支離滅裂のように見えるかもしれないが、私の中では一つのことである。加速器におけるビームのふるまいは非線形であるために、あらゆる部分が関わり合う。このため「専門馬鹿」の寄せ集めでは良いものはできない。ここに巨大科学、大型装置科学の特徴がある。そのための研究者集団は共同利用機関に依拠することで成立したが、そこでは様々な研究者集団、外部集団が協力と対立を繰り返す。そこをコミュニケーションの観点からとらえてみると、科学論争と見えるものが実際は権力闘争だったりする。その辺を研究するのも科学技術社会論の課題である。。。。

研究分野

 
 

経歴

 
2017年4月
 - 
現在
日本学術振興会ワシントン研究連絡センター 所長
 
2012年4月
 - 
2016年3月
総合研究大学院大学学融合推進センター センター長
 
2007年4月
 - 
2016年3月
総合研究大学院大学先導科学研究科 生命共生体進化学専攻 教授
 
2004年4月
 - 
2009年
総合研究大学院大学 葉山高等研究センター 教授
 
2001年4月
 - 
2004年3月
教育研究交流センター センター長
 
1998年8月
 - 
2004年3月
総合研究大学院大学 教育研究交流センター 教授
 
1994年1月
 - 
1998年7月
高エネルギー物理学研究所 加速器研究部 助教授
 
1993年5月
 - 
1993年12月
SLAC 加速器理論部 研究員
 
1984年4月
 - 
1993年12月
高エネルギー物理学研究所 助手
 
1988年2月
 - 
1990年1月
CERN LEP推進部 研究員
 

Misc

 
高エネルギー物理学研究所の誕生 ー共同利用機関とは
平田光司
現代思想   44(12) 210-220   2016年6月   [依頼有り]
法と科学のハンドブック (ver.20120816)
平田光司(分担執筆)
   2012年   [依頼有り]
核の平和利用、軍事利用
平田光司
科学(岩波書店)   81(12) 1272-1276   2011年12月   [依頼有り]
マンハッタン計画の現在
平田光司
歴史学研究   (884) 40-47   2011年10月   [依頼有り]
ファインマンが見た 巨大装置の安全性――原発への示唆
平田光司
科学(岩波書店)   81(9) 914-917   2011年9月   [依頼有り]
高エネルギー物理学の社会史
平田光司
科学と社会2010   295-339   2011年
プルトニウムの研究史--社会との関連の中で
平田光司
科学(岩波書店)   80(2) 170-174   2010年2月   [依頼有り]
トランスサイエンスとコミュニケーション
平田光司
科学におlけるコミュニケーション2007      2008年3月   [依頼有り]
物理教育の一環としての社会教育––科学における社会リテラシー
平田光司
日本物理学会誌   62(6) 443-445   2007年6月   [依頼有り]
日本の原子力開発体制がはらむ問題
平田光司
科学(岩波書店)   75(9) 1067-1070   2005年9月   [依頼有り]

書籍等出版物

 
科学の不定性と社会 - 現代の科学リテラシー -
本堂毅, 平田光司, 尾内隆之, 中島貴子 編 (担当:共編者, 範囲:編集、第1章「科学の卓越性と不定性」、あとがき)
信山社   2017年12月   
現代社会の安定と繁栄の根底に,「科学に関する専門知」が重要な役割を果たしてきたこと,いることに疑う余地はありません.しかしながら,「3.11」後の現在,そのあり方や用いられ方に対し様々な批判や疑問の目が向けられていることも,また確かです.では,これから先,私たちは科学的な専門知とどのように向き合ってゆけばよいのでしょうか.これは現代社会が直面する大きな課題です.本書は,この課題に「科学の多様な不定性と意思決定」という観点からアプローチします.
オーラルヒストリーの理論と実践 --人文・社会科学を学ぶすべての人のために
ヴァレリー・R・ヤウ/原著 吉田かよ子/監訳・訳 平田光司/訳 安倍尚紀/訳 加藤直子/訳
出版社名 インターブックス   2011年9月   
地震予知と社会
神沼克伊、平田光司監修(神沼克伊他5名6番目)
古今書院   2003年   
加速器とビームの物理
平田光司
岩波書店   2002年   
JCO臨界事故と日本の原子力行政(JCO臨界事故とその対応に見る原子力開発体制の問題点)
JCO臨界事故総合評価会議 (担当:分担執筆)
七つ森書館   2000年   

講演・口頭発表等

 
Incertitude of the Science in case of the Highest Luminosity Accelerator
平田光司
Annual Meeting of the Society for Social Studies of Science   2017年8月30日   
法と科学の類似性
平田光司
科学技術社会論学会第14回年次研究大会   2015年11月22日   
Oral History Approach to Big Science Laboratories [招待有り]
Kohji HIRATA
The 9th East Asia Science, Technology, and Society Networks Conference   2009年4月   
オーラルヒストリーによる巨大科学の現代史資料システムの構築と共有化 --現状- [招待有り]
平田光司
日本オーラルヒストリー学会   2008年10月   
Oral History, Big Science and STS [招待有り]
Kohji HIRATA
核子物理學史國際工作坊 清華大學(台湾)   2008年10月   

担当経験のある科目

 

論文

 
日本の高エネルギー研究者集団の形成における科研費総合研究宮本班の役割
平田光司、高岩義信
科学史研究   56(281) 17-31   2017年4月   [査読有り]
トランスサイエンスとしての先端巨大技術
平田光司
科学技術社会論研究   (11) 31-49   2015年3月   [査読有り][招待有り]
マンハッタン計画の現在
平田光司
歴史学研究   (854) 40-47   2011年10月   [査読有り][招待有り]
Science Program of TV and Science: A Case Study on "Woman and Man" of NHK (in Japanese; 科学番組と科学 : NHK「女と男」を例に)
桂有加子、平田光司
Japanese Journal of Science Communication 科学技術コミュニケーション   8 3-13   2010年12月   [査読有り]
Social Aspects of Japanese High Energy Accelerators
平田光司
International Particle Accelerator Conference Kyoto, Japan 2010   205-207   2010年   [査読有り]
S. Petracca, Th. Demma and K. Hirata
PHYSICAL REVIEW SPECIAL TOPICS - ACCELERATORS AND BEAMS   8(074401) 074401-1-074401-6   2005年   [査読有り]
「大型科学」論とSTSの課題
平田光司
学技術社会論研究   (1) 68-74   2002年10月   [査読有り]
An Essay on Big-Device-Pure Sciences (in Japanese; 大型装置純粋科学試論)
平田光司
Japan Journal fpr Science, technology & Society (年報科学技術社会)   8 51-74   1999年5月   [査読有り]
K. Hirata
Phys.Rev.Letters   74(12) 2228-2231   1995年   [査読有り]
Classical Theory of Dirac's Monopoles
平田光司
筑波大学博士論文      1979年3月   [査読有り]

学歴

 
1976年4月
 - 
1978年3月
筑波大学 物理学研究科博士課程 物理学専攻(理学博士 理論物理学)
 
1974年4月
 - 
1976年3月
東京教育大学 理学研究科修士課程 物理学専攻
 
1973年4月
 - 
1974年3月
慶応義塾大学大学院 工学研究科修士課程 計測工学専攻
 
1969年4月
 - 
1973年3月
慶應義塾大学 工学部 計測工学科
 
1957年4月
 - 
1963年3月
港区立 氷川小学校