2019年
位置情報による石垣候補の絞り込みを利用した熊本城崩落石垣のマッチング性能の向上
電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
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- 巻
- 2019
- 号
- 0
- 開始ページ
- 65
- 終了ページ
- 65
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.11527/jceeek.2019.0_65
- 出版者・発行元
- 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
<p>2016年に発生した熊本地震では, 熊本県全域が住宅の倒壊や土砂災害などの甚大な被害を受けた。この地震により熊本の象徴的シンボルである熊本城は被災し、特に石垣は甚大な崩落被害を受けた。熊本城は重要文化財であるため地震によって崩落した石垣の石ひとつひとつを元あった場所に戻す必要がある。従来照合作業は目視で行われてきたが、熊本城の石垣の崩落石材数は過去に類をみない規模であり、目視による照合は非現実的である。これまで、熊本大学の研究グループでは、石材の輪郭マッチングをベースに照合を行っている。本研究では、マッチング性能を向上する目的で落下位置情報を用いた石材候補の絞り込み手法について検討する。</p>
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11527/jceeek.2019.0_65
- J-Global ID : 202002232601399937
- CiNii Articles ID : 130007788484