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2011年3月

高レベル放射性廃棄物処分施設における坑道支保工に用いるセメント系材料の低減化技術に関する研究(共同研究)

JAEA-Research 2010-057
  • 林 克彦
  • 野口 聡
  • 岸 裕和
  • 小林 保之*
  • 中間 茂雄
  • 藤田 朝雄
  • 内藤 守正
  • 多田 浩幸*
  • 熊坂 博夫*
  • 郷家 光男*
  • 中谷 篤史*
  • 齋藤 亮*
  • 石井 卓*
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開始ページ
101
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2010-057

高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において支保工やグラウトに用いられるセメント系材料は、地下水に溶出し高アルカリ環境を生じさせる。このような高アルカリ環境は、緩衝材や埋め戻し材に使用されるベントナイトや周辺岩盤に変質を生じさせ、処分システムの長期的な性能の確保に不確実性を増大させる結果になることが懸念されている。本研究は、セメント系材料の高アルカリ影響に対するセメント量の低減化の観点から、処分システムの長期的な性能に配慮した材料を主体とする支保構造の技術的成立性について、原子力機構及び清水建設の双方が所有する知見を最大限に活用し、検討・評価するものである。それに基づき、将来の高レベル放射性廃棄物処分施設への適用に向けた実現可能性について課題を取りまとめた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2010-057
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5028074
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2010-057

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