MISC

2007年3月

幌延深地層研究計画における地上からの調査研究段階(第1段階)研究成果報告書; 分冊「地層処分研究開発」

JAEA-Research 2007-045
  • 藤田 朝雄
  • 谷口 直樹
  • 松井 裕哉
  • 棚井 憲治
  • 西村 繭果
  • 小林 保之
  • 平本 正行
  • 前川 恵輔
  • 澤田 淳
  • 牧野 仁史
  • 笹本 広
  • 吉川 英樹
  • 柴田 雅博
  • 若杉 圭一郎
  • 濱 克宏
  • 操上 広志
  • 國丸 貴紀
  • 石井 英一
  • 竹内 竜史
  • 中野 勝志
  • 太田 久仁雄
  • 瀬尾 俊弘
  • 宮原 要
  • 内藤 守正
  • 油井 三和
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開始ページ
140
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-research-2007-045

本報告書では、堆積岩で塩水系地下水を対象とした幌延深地層研究計画において段階的に得られる地質環境条件を一つの適用例として、第1段階である地上からの調査で得られた情報をもとに処分場の設計技術や性能評価技術それぞれの適用性について論じるとともに、必要に応じて実施した技術の改良や代替技術の開発状況を取りまとめた。処分技術の信頼性向上では、最新の知見を踏まえ第2次取りまとめにおいて示された処分場全体設計フローの更新や人工バリアなどの設計手法の詳細化、並びに設計における地質環境条件の一般的な留意点や設計入力データ項目について整理を行った。また、これらを踏まえ、幌延の地質環境条件を一例とした場合の施設設計,人工バリア設計及び閉鎖設計を通じて第2次取りまとめで採用された設計手法が適用可能であることがわかった。安全評価手法の高度化については、第2次取りまとめにおいて示された安全評価手法を実際の地質環境に適用するために必要な具体的な作業をフローとして構築した。これに基づき、幌延の地質環境条件を一例として物質移行解析を行い、これらの検討を通じて第2次取りまとめの手法を堆積岩地域に適用した場合の調査から解析・評価に至る一連の方法論及び、その過程で得られるノウハウや知見,調査や解析上の留意点を整理した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-research-2007-045
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5007725
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-research-2007-045

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