MISC

2008年3月

IASCC試験用キャプセルの組立てのための溶接技術の開発

JAEA-Technology 2008-029
  • 柴田 晃
  • 川又 一夫
  • 田口 剛俊
  • 加治 芳行
  • 清水 道雄*
  • 金澤 賢治
  • 松井 義典
  • 岩松 重美
  • 相沢 静男
  • 田山 義伸
  • 中川 哲也
  • 近江 正男
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開始ページ
40
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2008-029

照射誘起応力腐食割れ(IASCC: Irradiation Assisted Stress Corrosion Cracking)は軽水炉の高経年化を考えるうえで最も重要な課題の一つである。IASCCの機構解明のためには、原子炉内でき裂進展試験や定荷重引張試験を行うことが必要とされているが、この試験を実現するためには、JMTRで所定の照射量まで照射をした試験片をホットセル内で遠隔操作により、IASCC試験用キャプセルに組込み、かつキャプセルの組立てを行うという技術的ハードルをクリアしなくてはならなかった。本報告書では照射済みの試験片を装荷したIASCC試験用キャプセルの組み立てのために必要不可欠な、遠隔操作による試験片装荷やキャプセル溶接等の組立技術の確立、すなわち、新たな遠隔操作型溶接装置の開発及び、TIG溶接による肉厚3mmの突き合せ溶接手法の開発について報告する。なお、開発されたこれらの技術を用いて合計8体のIASCC試験用キャプセルをセル内で組立て、JMTRにおいて照射下試験を実施されている。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2008-029
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5012723
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2008-029

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