MISC

2016年2月

LEDの$\gamma$線による照射劣化挙動

JAEA-Review 2015-022, JAEA Takasaki Annual Report 2014
  • 武内 伴照
  • ,
  • 柴田 裕司
  • ,
  • 大塚 紀彰
  • ,
  • 上原 聡明
  • ,
  • 熊原 肇*
  • ,
  • 土谷 邦彦

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29
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.11484/jaea-review-2015-022

水中でも伝送可能かつ耐放射線性をもつ可視光無線伝送システムの構築を目指して、発光波長がほぼ同じで比較的光量の大きい異なった2種類のLEDを選定し、その$\gamma$線照射効果を調べた。照射劣化を評価するため、照射前後におけるLEDの電流電圧特性や全光束を測定した結果、照射後に全光束が減少するとともに樹脂レンズ部が着色したが、電流電圧特性はほとんど変化は無かった。このことから、両素子の特性劣化の主因は半導体部分の劣化ではなく、樹脂の着色によるものであることが示唆された。一方、試験した内の1種類のLEDについて、照射量に対する全光束の減少速度が小さかったことから、開発中の無線伝送システムの発光素子に適すると考えられることが分かった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-review-2015-022
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5051617
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-review-2015-022

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