2024年3月
衝撃波を伴う気液二相流を対象とした保存則を満たすghost fluid法の開発
衝撃波シンポジウム講演論文集(インターネット)
- ,
- 開始ページ
- 7
- 終了ページ
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
これまで、原子力発電所において事故時に発生することが懸念される蒸気爆発をシミュレーションするため、保存則を満たすghost fluid法を開発してきた。開発手法では、バルク領域が高次精度で離散化される一方で、界面影響領域が一次精度の空間近似で解析されており、一貫したアルゴリズムとなっていなかった。そこで、仮想流体の取得方法を修正し、界面影響領域に対しても高次精度の近似手法を適用できるより包括的なアルゴリズムを提案した。本発表では、アルゴリズムを概説するとともに、数値テスト結果について報告する。