論文

査読有り
2024年4月

高忠実なマルチフィジクスプラットフォームJAMPANの開発

Proceedings of International Conference on Physics of Reactors (PHYSOR 2024) (Internet)
  • 多田 健一
  • ,
  • 近藤 諒一
  • ,
  • 神谷 朋宏
  • ,
  • 永武 拓
  • ,
  • 小野 綾子
  • ,
  • 長家 康展
  • ,
  • 吉田 啓之

開始ページ
1488
終了ページ
1497
記述言語
英語
掲載種別

原子力機構は核計算コードや熱流動計算コードなどのシングルフィジクスコードを結合するため、高忠実なマルチフィジクスプラットフォームJAMPANを開発している。JAMPANは、HDF5形式のデータコンテナとシングルフィジクスコードの入力作成及び出力読み取りのためのモジュールから構成されている。ユーザーは結合する計算コードに適合した入出力取り扱いモジュールを実装することで、簡単に計算コードを追加・変更することができる。JAMPANの最初の目標は、炉心解析コードの参照解を提供するための核熱結合計算である。現行のJAMPANでは、核計算コードMVPと熱流動計算コードJUPITER、ACE-3D、NASCAに対応した取り扱いモジュールを実装し、結合を可能としている。ユーザーは計算規模や計算性能などに応じて熱流動計算コードを選択することが可能である。本発表では、JAMPANの概要と核計算と熱流動計算の結合計算の結果を示す。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5079740

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