講演・口頭発表等

Ca共存下での粘土鉱物へのNb収着モデルの検討

日本原子力学会2019年秋の大会
  • 山口 徹治
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  • 邉見 光
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  • Logan B.*
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  • 島田 亜佐子
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  • 大平 早希
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  • 飯田 芳久

開催年月日
2019年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
富山
国・地域
日本

$^{94}$Nb(半減期2.03万年)の収着分配係数({\it K}d)は、中深度処分の安全評価において重要な要素の一つである。Nbは中性以上のpHでアニオン(Nb(OH)$_{6}$$^{-}$、Nb(OH)$_{7}$$^{2-}$)を形成し収着性が低いと予想されるが、Ca存在下では高い収着が報告されている(Ervanne et al.(2014))。しかし、Ca存在下での{\it K}dのモデル化は成功していない。本研究では、Ca-Nb-OH溶存錯体の存在を確認するため、Ca濃度とpHを変化させNbの溶解度を調べた結果、CaNb(OH)$_{6}$$^{+}$の存在が推定された。また粘土鉱物の一つであるイライトを対象に、Ca-Nb-OHの表面種を考慮に入れた収着モデルを構築し、Ervanne et al.(2014)のデータを再解析した結果、NbのCa共存下でのイライトへのNbの高い{\it K}dを再現できた。これらの結果から、収着モデルへXOCaNb(OH)$_{6}$の追加を提案する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5066533