高温フィルタの閉塞に係る対策検討
平成26年度日本原子力学会北関東支部若手研究者発表会
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- 開催年月日
- 2014年4月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 東海
- 国・地域
- 日本
ガス化燃焼処理装置には、ウラン等の不燃性粒子を捕集するための金属製高温フィルタが設置されているが、可燃物の性質により発生した煤により閉塞が起こり、焼きだし作業に時間がかかり、連続運転に支障をきたす場合がある。そこで、高温フィルタ閉塞を防止し、安定した長時間連続運転を行うため、触媒能を有するフィルタを作製し、煤等に対する触媒性能について評価した。作製したフィルタをガス化燃焼処理装置に取り付け、模擬廃油のガス化試験を実施した。ガス中の成分である低級炭化水素をガスクロマトグラフィにより測定し、ガス成分の変化より触媒性能の評価及びフィルタとしての適用性を検討した。