2007年2月
空気イオンの輸送を用いたアルファ放射能測定における柱状再結合を考慮したイオン電流予測モデル
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 44
- 号
- 2
- 開始ページ
- 121
- 終了ページ
- 128
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.3327/jnst.44.121
- 出版者・発行元
- Atomic Energy Society of Japan
空気イオンの輸送を用いたアルファ放射能測定における、改良されたイオン電流予測モデルを報告する。われわれの過去のモデルは、測定イオン電流の定性的な傾向を説明したものの、その絶対値はかなり過大評価されていた。今回、定量性を得るため、モデルは柱状再結合効果を考慮して改良された。改良されたモデルは、イオン拡散の初期段階におけるかなりの量のイオン損失を説明し、イオン電流のモデル計算値と実測値の間の差を縮めた。本モデルは、また、汚染された表面に高速の空気流を吹き付けることにより、柱状再結合によるイオン損失は抑えられることを示した。このことは、実験的に調査され確認された。結論として、アルファ放射能とイオン電流の理論的関係は、層流下及び管内乱流下において定量的に明らかになった。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.3327/jnst.44.121
- ISSN : 0022-3131
- CiNii Articles ID : 10018294620
- CiNii Books ID : AA00703720