共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

パルスパワー技術による放射性物質汚染コンクリートの減容化と再資源化

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)  基盤研究(B)

課題番号
16H04390
体系的課題番号
JP16H04390
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
18,850,000円
(直接経費)
14,500,000円
(間接経費)
4,350,000円

福島第一原子力発電所での事故に関連して放射性汚染コンクリートが発生し、将来の原子力発電所の廃炉による大量の放射性コンクリート廃棄物の発生が懸念される。床や壁の様な平らなコンクリートの除染は従来技術で可能だが、汚染した破片の除染の技術を明確でない。本研究では福島原発事故で発生した放射性コンクリートの除染を行うためのパルス放電技術の適用性を評価した。
パルスパワー放電法を用いた骨材リサイクル技術を適用したコンクリートの除染は、分離回収された骨材の放射能濃度の減少とスラッジ中の放射能濃度の増加を示した。この事実は、汚染コンクリートの骨材とスラッジへの分離が放射性物質の除染と減容の可能性を示唆している。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16H04390
ID情報
  • 課題番号 : 16H04390
  • 体系的課題番号 : JP16H04390

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産業財産権

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