共同研究・競争的資金等の研究課題

2015年4月 - 2018年3月

高対称性分子の特性を活用した有機導電・磁性体の開発と熱電材料への展開

日本学術振興会  科学研究費助成事業  若手研究(B)

課題番号
15K17901
体系的課題番号
JP15K17901
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

Stilleカップリング反応を用いて結合させることにより、ベンゾトリチオフェンを中心骨格とするC3対称性分子1、2を合成した。分子1とTCNQを少量のアセトニトリルを加えながら混合磨砕し、得られた黒色粉末を洗浄することにより電荷移動錯体を得た。元素分析、振動分光測定から、分子1の価数は+1価近傍であると推測した。また、導電性、磁性の評価を行ったところ、半導体的挙動を示した。また、理論的解析により、分子1が+1価となった際には、電荷は1つのTPDT部位に局在化することが分かった。以上から、錯体中で分子1の価数は+1価近傍でC1対称性で安定化しており、分子内で電荷が不均化していると考えられる。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K17901
ID情報
  • 課題番号 : 15K17901
  • 体系的課題番号 : JP15K17901