MISC

2010年11月19日

システム間インタフェース試論-バリエーションの源泉-

情報処理学会研究報告. DD, [デジタル・ドキュメント]
  • 児玉 公信

2010
6
開始ページ
1
終了ページ
6
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
一般社団法人情報処理学会

複数の人間活動システムが,それぞれの仕事を独立に実行しながら,一方で連携する状況は,ビジネスのシステムではよく見られる.しかし,独立したシステムはそれぞれ微妙に異なる意味論を持っており,システム間のコミュニケーションにおいて誤解やムダを発生させる原因となっている.また,こうしたシステム間連携が,互いのビジネスプロセスにコミットすればするほど,意味論,プロトコル,媒体の多様化が必然となり,コミュニケーション形態の多様性は爆発する.これは,EDI (Electronic Data Interchange) の決定版がいまだ存在しないことを見ても分かる.本報告では,こうしたビジネスシステム間のコミュニケーションが本来,共約不可能性を含意することを前提としつつ,その多様性をどのように制御できるかについて,概念モデリングを援用して試論する.

リンク情報
CiNii Articles
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007991298
CiNii Books
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10539261
ID情報
  • ISSN : 1884-0930
  • CiNii Articles ID : 110007991298
  • CiNii Books ID : AN10539261

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