パルス強磁場発生装置の開発
2021年度量子ビームサイエンスフェスタ; 第13回MLFシンポジウム/第39回PFシンポジウム
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- 開催年月日
- 2022年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- online
- 国・地域
- 日本
J-PARC MLFにおいて、さまざまなビームラインにおいてパルス強磁場を用いた 実験を可能とするため、試料環境機器の1つとして小型可搬型パルス強磁場発生 装置の開発を進めている。開発した装置は最大30テスラまでの磁場を発生可能である。試料温度は低温側はGM冷凍機を用いて4Kまで、高温側はヒーターを用いて常温まで温度調節可能である。本発表では、完成した本パルス強磁場発生装置の特性や中性子利用ビーム実験の状況、及び今後予定しているパルス磁場の35テスラへの磁場増強や長パルス幅のパルス磁場実験などについて報告する。