共同研究・競争的資金等の研究課題

2022年3月 - 2024年3月

液体水素の冷熱を活用した水素ガスタービン高温超電導発電機の基礎開発

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構  官民による若手研究者発掘支援事業  

担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
6,400,000円
(直接経費)
5,566,000円
(間接経費)
834,000円
資金種別
競争的資金

柔軟かつグリーンなエネルギー源として開発が進められている水素ガスタービンと液体水素の冷熱を有効活用した電力損失の少ない高温超電導発電機を融合してシナジー効果により経済性を高め(効率0.5%増、年間省エネ2.2億円/基)、カーボンニュートラルに貢献する。発電機の超電導化により電力系統運用の柔軟性を高めて再生エネルギーの大量導入に寄与する。
目的:600MW級発電機の界磁コイルを高温超電導化するために必要な6kA級集合導体の導体化技術とコイル化技術を開発する。さらに、液体水素冷却高温超電導発電機システムの成立性を実証する。
目標:6kA級高温超電導集合導体の液体水素中での通電性能の検証、界磁モデルコイルの試作、20kW級液体水素冷却高温超電導発電機の動作検証