Profile Information

Affiliation
Professor, Graduate School, Arts Studies, Arts Major (Correspondence Education),  Kyoto University of the Arts
Adjunct Researcher, Waseda University The TSUBOUCHI Memorial Theatre Museum
Collaborative Research Member, Institute for Research in Humanities, Kyoto University
(Concurrent)
Degree
Ph.D.(Keio University)

J-GLOBAL ID
201201000476445446
researchmap Member ID
B000219733

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 日本における文化・文学に関する歴史的観点からの研究を核とし、研究業績は世阿弥や芸能史、芸道書に関するものを中心としてきた。幼少時から〈ことば〉に関心をもち、用語・語意・文法・文意に注目しやすいため、その観点からの論考が多い。一方で祭礼・芸能など〈うごくもの〉への関心も強く、地域文化(庄内地方の祭礼・芸能など)のフィールドワークも行い、「文化継承」や文化のとらえかたに関することがらを研究テーマの一つとしている。

同時に、漢文化をはじめ、国際的な比較の視点を重視している。2020年度-2022年度には京都大学人文科学研究所共同研究「「日本の伝統文化」を問い直す」班長を務め、同共同研究で頻繁に取り上げられる東アジア・ヨーロッパにおける文化との比較や影響関係、文化的交流に関するテーマに関心をもっている。中国語文献の訳注など中国学の共同研究にも参加している。

米国・ボストン周辺、ドイツ・ミュンスターに在住経験あり。ハーバード・イエンチン研究所、ミュンスター大学中国学東アジア学研究所を拠点として研究を行った。

幼少時より金崎美和子にピアノを師事。幼少期・若年期のピアノ・スキー・器械体操・能などの実践経験より、文化に関する研究に身体感覚や実践の効用は大きいと見るが、学術的根拠や裏付けが必須だと考える。

学術研究では早いうちから自己の研究の核を作っていかないと長続きしないが、次第に視野を拡げてメタの観点から自分の核になる分野を俯瞰したり、国際的交流を含め学際的観点から相対的に自身を見つめたりすることの重要性を痛感する。ばらけて散漫にならないよう、「井の中の蛙」にならないよう、常にバランスを意識することが大切だと考えている。


Committee Memberships

  7

Awards

  1

Papers

  44

Misc.

  10

Books and Other Publications

  14

Major Presentations

  37

Research Projects

  7

Academic Activities

  1

Social Activities

  3