講演・口頭発表等

スウェーデンのエスポ硬岩研究所と瑞浪超深地層研究所における溶液型グラウトによるグラウチングの比較研究

平成26年度東濃地科学センター地層科学研究情報・意見交換会
  • 辻 正邦*
  • ,
  • 小林 伸司*
  • ,
  • 佐藤 稔紀
  • ,
  • 見掛 信一郎
  • ,
  • Johan F.*

開催年月日
2014年11月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
瑞浪
国・地域
日本

溶液型グラウトは、微細な亀裂に浸透可能なグラウト材料である。ただし、トンネル工事における岩盤グラウチング材としての実績は少ない。近年、スウェーデンでは溶液型グラウトによる岩盤グラウチング技術の研究開発が進んでおり、亀裂開口幅分布の推定および理論式によるグラウト浸透距離の算定に基づくグラウト設計手法が開発されている。2008年には、エスポ硬岩研究所の深度450mの坑道、TASSトンネルの掘削において溶液型グラウトを用いたプレグラウチングが実施された。一方、2010年には、瑞浪超深地層研究所の深度300mステージにおいて溶液型グラウトによる原位置試験が実施された。本報告では、両者を比較して類似点・相違点を抽出し、今後の課題を示した。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5048975