超深地層研究所計画; 地下坑道における工学的対策技術の開発
令和元年度東濃地科学センター地層科学研究情報・意見交換会
- 開催年月日
- 2019年11月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 瑞浪
- 国・地域
- 日本
「地下坑道における工学的対策技術の開発」では、深度500mの坑道において、坑道への湧水量をプレグラウチングとポストグラウチングの組合せにより抑制する技術を実証すること、また、排水処理技術等の地下水管理技術の高度化に取り組むことを目標として設定している。プレグラウチングとポストグラウチングの組合せによる地下水抑制技術の開発では、高い水圧下においても湧水抑制の効果を期待できるグラウチング技術を実証することができた。また、地下水浸透理論にもとづき構築した湧水量の評価手法や、グラウト材料と注入方法の適用性を示すことができた。地下水管理技術の開発では、瑞浪超深地層研究所で実施している排水処理技術は、大規模地下施設の恒常的な湧水を対象とした処理方法として実績を蓄積することができた。