2006年
シリコンとhigh-kゲート絶縁膜の界面の高分解能RBS/ERD分析(<特集>シリコン関連材料の作製と評価)
電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス
- 巻
- 106
- 号
- 417
- 開始ページ
- 31-36
- 終了ページ
- 36
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(研究会,シンポジウム資料等)
- 出版者・発行元
- 一般社団法人電子情報通信学会
高分解能RBS,高分解能ERDを用いて,極薄のhigh-kゲート絶縁膜とSi(001)基板との界面の深さプロファイルを測定した研究を2件紹介する.Si(001)上に約3nmのHfO_2を成長させた試料(SiO_2界面層0.7nm)を0.1Torrの酸素雰囲気中でアニール(500-900℃)し,高分解能RBS分析を行った.アニールによって,界面層の増膜とともに新たに界面で酸化されたSi数の20-30%に相当する量のSiが表面に移動するのが観察された.HF洗浄したSi(001)上に室温で約3nmのLa_2O_3を成長させた後に窒素雰囲気中でアニール(300-700℃)した試料について,高分解能ERDで水素の深さプロファイル測定を行った.as-grownの試料では界面付近に約10^<15>cm^<-2>の水素が分布しているが,500℃以上のアニールで濃度が大きく減少することが分かった.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/110006163353
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10013254
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/8602531
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- CiNii Articles ID : 110006163353
- CiNii Books ID : AN10013254