1999年7月
UGe$_{2}$の$^{238}$Uメスバウアー分光
Physical Review B
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- 巻
- 60
- 号
- 1
- 開始ページ
- 37
- 終了ページ
- 39
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1103/PhysRevB.60.37
強磁性体のウラン化合物UGe$_{2}$の微視的電子状態及びその磁性を調べるために$^{238}$Uメスバウアー分光を行った。キュリー温度52K以下で強磁性秩序に伴う内部磁場が観測された。5.3Kにおける内部磁場の大きさは240$\pm$10Tであった。内部磁場の温度変化は磁化の温度変化と同じ振る舞いであった。このことから、超微細結合定数は$^{238}$U核位置において160$\pm$10T/$\mu$$_{B}$であり、全く温度変化をしないことがわかった。
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- DOI : 10.1103/PhysRevB.60.37
- ISSN : 1098-0121