1998年1月
ウラン化合物のメスバウアー分光
Physics of Strongly Correlated Electron Systems (JJAP Series 11)
- 開始ページ
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- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
これまでに行ったウラン化合物の$^{238}$U及び$^{57}$Feメスバウアー分光の結果について報告する。UFe$_{2}$及びU$_{6}$Feではそれぞれの化合物中のFeの局所的電子状態について明らかにした。$^{238}$Uメスバウアー分光では、重い電子系超電導化合物URu$_{2}$Si$_{2}$及びUPd$_{2}$Al$_{3}$で共通する現象を観測した。この現象は重い電子の出現との関連が示唆される帯磁率が極大になる温度とほぼ一致することから、重い電子の出現と何らかの相関があると考えられる。