共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年4月 - 2022年3月

断層活動の多様性を考慮した活断層地震予測モデルの再構築

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)
  • 廣内 大助
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  • 竹下 欣宏
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  • 安江 健一
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  • 松多 信尚
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  • 杉戸 信彦
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  • 藤田 奈津子
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  • 石山 達也

課題番号
19H01373
配分額
(総額)
17,420,000円
(直接経費)
13,400,000円
(間接経費)
4,020,000円

2014年神城断層地震や2016年熊本地震は、国が想定で用いているいわゆる固有の最大規模地震ではない地震であった。これらの地震が断層帯全体の繰り返し間隔など活断層の活動特性とどのように関わるのかについて明らかにし、内陸直下型地震の長期予測評価手法の改善を目指すことを目的としている。
2019年には2014年にM6.7の一回り小さな地震を発生させた神城断層において、過去の活動履歴を明らかにするためのトレンチ掘削調査を実施した。トレンチでは明瞭な断層と地層の変形が認められ、2014年の活動を含め、少なくとも3回の地震活動の痕跡を見出すことができた。一つ前の地震はおよそ340±30yrBP以降、2014年以前、二つ前の活動は、1710±30yrBP以降、340±30yrBp以前となる。
これに対応する歴史地震は一つ前の活動が1714年の小谷地震、二つ前の活動が762年の美濃・飛騨・信濃の地震もしくは、841年信濃の地震の可能性が高く、精度の高い古地震活動データを得ることができた。
また次年度に向けて、2014年地震同様に一回り小さな地震であった、2000年中越地震の起震断層となった小平尾断層、六日町盆地西縁断層帯の概査を実施し、次年度以降の調査地点の目星をつけることができた。また2000年に活動していない、六日町盆地西縁断層帯南部においても、新たな変動地形を多数確認した。これらについても、地形形成年代と変位量、可能であればトレンチ掘削調査を次年度以降検討していく。

ID情報
  • 課題番号 : 19H01373