講演・口頭発表等

東海再処理施設における低放射性廃液の処理技術開発,14; 連結カラム試験によるCs/Sr吸着プロセスの検討

日本原子力学会2016年秋の大会
  • 高野 雅人
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  • 伊藤 義之
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  • 鈴木 達也*
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  • 滝本 真佑美*
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  • 松倉 実*
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  • 三村 均*
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  • 森 浩一*
  • ,
  • 岩崎 守*

開催年月日
2016年9月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
久留米
国・地域
日本

東海・再処理施設から発生する低放射性廃液は、低放射性廃棄物処理技術開発施設(LWTF)で処理される計画であり、LWTFのCs及びSr吸着塔で使用する吸着材の検討を行っている。Cs及びSr吸着材は、処理対象廃液のpHの影響を受け吸着性能が低下する等の特徴を有するため、実機(LWTF)への適用にあたっては、吸着性能を十分発揮させる吸着プロセスを検討する必要がある。このため、実機を模擬した連結カラム試験を行い、Cs及びSr吸着材の通液順序による各吸着材の破過特性を調査し、最適な吸着プロセスを検討した。その結果、各吸着材の使用順序として、1Sr吸着材$\rightarrow$2Cs吸着材の順に通液することで、Cs及びSr吸着材の破過特性は向上することが分かった。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5056414