藤井伸二 (Shinji Fujii) - マイポータル

基本情報

所属: 人間環境大学人間環境学部准教授

学位: 理学修士(京都大学)

J-GLOBAL ID: 201601006569274518
researchmap会員ID: B000254097

外部リンク: https://kaken.nii.ac.jp/d/r/40228945.ja.html

1990年3月京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1990年４月大阪市立自然史博物館学芸員補
1992年４月同学芸員
2002年４月同主任学芸員
2004年４月人間環境大学人間環境学部助教授
2007年４月同准教授

研究キーワード

研究分野

受賞

第25回（2017年）松下幸之助記念奨励賞, 松下幸之助記念財団

藤井伸二

論文

149

Genome-wide SNPs reveal clonality and population genetic structure of Nymphoides peltata in Japan (Menyanthaceae)

Akira Asakawa, Shoki Murakami, Sachiko Horie, Ayumi Matsuo, Yoshihisa Suyama, Shinji Fujii, Masayuki Maki

Aquatic Botany 190 103720-103720 2024年1月査読有り
隠岐の島でヒダボタン（ユキノシタ科）を記録する

藤井伸二, 立花寛奈, 牧雅之

植物地理・分類研究 71(2) 175-178 2023年11月筆頭著者
滋賀県におけるミツバコンロンソウ（アブラナ科）の記録

藤井伸二

植物地理・分類研究 71(2) 149-151 2023年11月査読有り
Phylogeography of the temperate grassland plant Tephroseris kirilowii (Asteraceae) inferred from multiplexed inter-simple sequence repeat genotyping by sequencing (MIG-seq) data

136(4) 437-452 2023年5月6日査読有り
島根県からシロガヤツリを記録する—A new record of Cyperus pacificus var. pacificus from Shimane Prefecture

藤井伸二, 小室隆

植物地理・分類研究 = The journal of phytogeography and taxonomy 71(1) 61-63 2023年5月
Morphological and Taxonomic Study of Carex planata var. angustealata

藤井伸二, 黒崎史平

74(1) 17-27 2023年3月査読有り筆頭著者
Hydrangea marunoi (Hydrangeaceae), a new species from Osumi Peninsula, southern Japan

Shuichiro Tagane, Shinji Fujii, Shun K. Hirota, Akiyo Naiki, Tetsukazu Yahara

PhytoKeys 211 33-44 2022年10月11日
大分県産ハマネナシカズラの標本を見いだす

藤井伸二, 早川宗志, 辻寛文

植物地理・分類研究 70(1) 85-88 2022年6月査読有り筆頭著者
Can Rumex madaio (Polygonaceae) be threatened by natural hybridization with an invasive species in Japan

Ryudo Uemura, Akira Asakawa, Shinji Fujii, Ayumi Matsuo, Yoshihisa Suyama, Masayuki Maki

Nordic Journal of Botany 2022年3月3日
Molecular phylogeny and taxonomy of the Hydrangeaserrata complex (Hydrangeaceae) in western Japan, including a new subspecies of H.acuminata from Yakushima.

Shun K Hirota, Tetsukazu Yahara, Kengo Fuse, Hiroyuki Sato, Shuichiro Tagane, Shinji Fujii, Tadashi Minamitani, Yoshihisa Suyama

PhytoKeys 188 49-71 2022年
滋賀県近江八幡市宮ヶ浜の「イワキアブラガヤ」はセフリアブラガヤ(カヤツリグサ科)である

黒沢高秀, 首藤光太郎, 佐藤晃平, 早坂英介, 西田謙二, 村長昭義, 藤井伸二, 兼子伸吾

植物地理・分類研究 69(2) 179-188 2021年11月査読有り
ソクシンラン(キンコウカ科)におけるニンジン型根

藤井伸二, 牧雅之

植物研究雑誌 96(5) 294-296 2021年10月査読有り筆頭著者
ムサシモ Najas ancistrocarpa(トチカガミ科)を琵琶湖から見いだす

三浦励一, 稗田真也, 藤井伸二

水草研究会誌 (111) 45-48 2021年7月責任著者
Development of microsatellite markers for Meliosma arnottiana (Sabiaceae) disjunctively distributed in the Japanese archipelago

Shoki Murakami, Takuro Ito, Akira Asakawa, Shinji Fujii, Masayuki Maki

Journal of Forest Research 1-4 2021年6月22日
Refugia during the last glacial period and the origin of the disjunct distribution of an insular plant

Takayuki Yamada, Goro Kokubugata, Shinji Fujii, Chien‐Fan Chen, Akira Asakawa, Takuro Ito, Masayuki Maki

Journal of Biogeography 48(6) 1460-1474 2021年6月
コカイタネツケバナ(コタネツケバナ)[アブラナ科]の発見から記載までの経緯

藤井伸二, 工藤洋, 梅原徹, 堀内洋

植物地理・分類研究 69(1) 107-116 2021年6月査読有り
鹿児島県新産のコアゼテンツキ(カヤツリグサ科)

矢野興一, 丸野勝敏, 藤井伸二, 田金秀一郎

莎草研究 (23) 7-12 2021年6月査読有り
Phylogeographic and demographic modeling analyses of the multiple origins of the rheophytic goldenrod Solidago yokusaiana Makino

Ryuuta Kyan, Takuma Kimura, Tadashi Yamashiro, Shinji Fujii, Shota Sakaguchi, Motomi Ito, Atsushi J. Nagano, Hiroshi Kudoh, Masayuki Maki

Heredity 126 831-845 2021年1月査読有り
アイヌソモソモ（イネ科）を兵庫県と岐阜県から記録する

藤井伸二

植物地理･分類研究 68(2) 143-145 2020年11月査読有り筆頭著者
Leaf morphology of Saxifraga fortunei var. obtusocuneata and var. suwoensis (saxifragaceae)

Shinji Fujii, Yoshinori Tokuoka, Masayuki Maki

Acta Phytotaxonomica et Geobotanica 71(3) 231-242 2020年

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MISC

こんな雑草こんな問題「外来の寄生植物アメリカネナシカズラとハマネナシカズラの移入個体群」

早川宗志, 藤井伸二

植調 51(9) 2017年12月
508

堀田満先生と学生時代の私、そして標本と分布図のこと

藤井伸二

未知なる植物・身近な植物を求めて追悼堀田満 31-35 2017年7月招待有り
サワシロギクにおける生態型集団の遺伝的および生態的分化-湿地から蛇紋岩への挑戦-

西野貴子, 大久保理子, 松田明莉, 松尾朝子, 川上敬弘, 藤井伸二, 中山祐一郎, 福島慶太郎, 阪口翔太, 石川直子 …

日本生態学会大会講演要旨(Web) 64th 2017年
75

自然史系博物館資料の保存管理者に求められる行動規範

伊藤玄, 藤井伸二

地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation 37(2) 147-159 2015年12月
2078

絶滅危惧植物の将来 ─ レッドリストとホットスポットから見えること

藤井伸二

生物の科学遺伝 70(1) 34-39 2015年1月
74

レッドリスト改訂に向けた課題整理:メーカーとユーザーの相克

藤井伸二

地域自然史と保全 : bulletin of Kansai Organization for Nature Conservation 36(1) 27-35 2014年6月
ハーバリウムにおけるローン制度と貸し出し方法

藤井伸二

種生物学研究 35 377-390 2012年3月31日
自然へのアプローチー今、若い研究者がとりくんでいることー14 生物と正面から向き合う

藤井伸二

関西自然保護機構会報 33(1) 53-57 2011年6月
伊豆沼に分布するツルスゲ(カヤツリグサ科)はどこから来たのか?

林康央, 藤井伸二, 横山潤

山形大学理学部裏磐梯湖沼実験所報 18 54-54 2011年3月
152

深刻化する生物多様性の危機

藤井伸二

遺伝 64(5) 2-6 2010年9月
206

水田にホットスポットは存在するのか?

藤井伸二

57 2-4 2010年3月
ハマナツメの個体群衰退とシカ食害の関係

藤井伸二

植生情報 = Vegetation science news (13) 87-87 2009年6月25日
日本の絶滅危惧種の現状について : 減少要因としての食害

藤田卓, 小川誠, 勝山輝男, 角野康郎, 川窪伸光, 芹沢俊介, 高橋英樹, 高宮正之, 藤井伸二, 松田裕之 …

植生情報 = Vegetation science news (13) 88-88 2009年6月25日
キキョウとフジバカマが語る草地の危機 (〔プランタ〕100号記念特集:絶滅危惧植物の現状)

藤井伸二

プランタ (100) 44-55 2005年7月
1930年前後における水草の分布状況に関する資料の紹介--三木茂水草コレクション

藤井伸二, 内貴章世

水草研究会誌 (82) 36-44 2005年4月
大阪府

藤井伸二

植物地理・分類研究 50(2) 207-210 2002年12月25日
自然と文化財(8)オニバス--今川に生き残っていた水草

藤井伸二

大阪の歴史と文化財 (9) 11-15 2002年3月
データをよむどんぐりをめぐる生物間相互作用の研究

藤井伸二

エコフロンティア (4) 44-47 2000年2月
西の湖のスゲ

藤井伸二

関西自然保護機構会報 21(2) 93-94 1999年12月
「ヨシ原とは何か」

江崎保男, 藤井伸二, 永田尚志, 桜井善雄, 山岸哲, 鷲谷いづみ

関西自然保護機構会報 21(2) 339-361 1999年12月

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書籍等出版物

水辺の植物

藤井伸二 (担当:共著, 範囲:琵琶湖ハンドブック三訂版)

滋賀県 2018年6月
絶滅危惧植物図鑑レッドデータプランツ増補改訂新版

矢原徹一, 藤井伸二, 伊藤元巳, 海老原淳 (担当:監修)

山と渓谷社 2015年2月
種間関係の生物学—共生・寄生・捕食の新しい姿—

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:ハーバリウムにおけるローン制度と貸し出し方法)

文一総合出版 2012年
新しい植物分類学 II

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:生物多様性からみた植物の現状と植物分類学が持つ市民科学の側面)

講談社 2012年
湿地環境と作物ー環境と調和した作物生産をめざしてー

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:湿地環境の多様性と植物の生態特性)

養賢堂 2010年
ユーラシア農耕史２日本人と米

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:水田雑草の自然誌)

臨川書店 2009年
とりもどせ！琵琶湖・淀川の原風景

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:原野・準原野の植物と寒地性植物)

サンライズ出版 2009年
保全と復元の生態学−野生生物を救う科学的思考

藤井伸二 (担当:分担執筆, 範囲:地方版レッドデータブックの成果と問題点)

文一総合出版 2002年

講演・口頭発表等

日本の絶滅危惧種の現状について : 減少要因としての食害

藤田卓, 小川誠, 勝山輝男, 角野康郎, 川窪伸光, 芹沢俊介, 高橋英樹, 高宮正之, 藤井伸二, 松田裕之, 宗田一男, 横田昌嗣, 米倉浩司, 矢原徹一

植生情報 = Vegetation science news 2009年6月25日
ハマナツメの個体群衰退とシカ食害の関係

藤井伸二

植生情報 = Vegetation science news 2009年6月25日
スマトラの丘陵熱帯雨林でブナ科樹種が卓越する要因:気候要因と人為撹乱を考慮した考察

西村千, 米田健, 藤井伸二, 太田誠一, 神崎護

日本森林学会大会発表データベース 2009年

担当経験のある科目(授業)

所属学協会

共同研究・競争的資金等の研究課題

沿岸海洋島における固有植物の初期的種分化の解明：いつ，どこで，なぜ，どのように？

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2022年4月 - 2025年3月

堀江佐知子, 藤井伸二, 牧雅之
大規模撹乱と野生植物集団の遺伝的多様性：巨大津波を想定した前向き・後ろ向き研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2022年4月 - 2025年3月

牧雅之, 伊東拓朗, 藤井伸二, 山城考
宍道湖流域の水草相の過去から現在～環境DNAを用いた広域解析～

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2021年4月 - 2024年3月

小室隆, 藤井伸二, 牧雅之
地球温暖化の生物間相互作用への影響－環境DNA解析で植物利用者の変化を解明する

日本学術振興会科学研究費助成事業挑戦的研究(萌芽) 2020年7月 - 2023年3月

牧雅之, 藤井伸二, 森長真一
バック・トゥ・ザ・ホンシュウ：伊豆諸島起源植物の本州への逆移入と定着過程を探る

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C) 2019年4月 - 2023年3月

堀江佐知子, 藤井伸二, 牧雅之
農地拡大が水生植物に与えたインパクトの分子植物地理学的手法を用いた評価

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2019年4月 - 2023年3月

藤井伸二, 牧雅之, 那須浩郎
稲作の衰退が生物多様性を減少させる：落水後のため池に特有な植物群の現状とその保全

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2019年4月 - 2022年3月

牧雅之, 藤井伸二, 山城考, 藤井俊夫, 赤井賢成, 米倉浩司
見えないものを見える化して保全する－環境DNAを用いた水草稀少種の生育状況の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業挑戦的研究(萌芽) 2017年6月 - 2021年3月

牧雅之, 藤井伸二, 森長真一
津波攪乱域に新規に出現した稀少植物群の保全遺伝学的研究―地域固有性の解明と保全

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2016年4月 - 2019年3月

牧雅之, 藤井伸二, 山城考, 藤井俊夫
外来種による遺伝的攪乱－侵入後の経過を植物標本DNAから探る

日本学術振興会科学研究費助成事業挑戦的萌芽研究 2015年4月 - 2018年3月

牧雅之, 藤井伸二, 森長真一
水生植物アサザを用いた科学的リファレンス像の構築に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2014年4月 - 2018年3月

藤井伸二, 牧雅之, 山室真澄
外来侵入植物による遺伝的汚染－ギシギシ属在来種の危機的実態の解明

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2012年4月 - 2016年3月

牧雅之, 藤井伸二, 石濱史子, 酒井聡樹
沈水植物復活阻害要因の解明と復活後の持続的生態サービス利用に関する研究

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2012年4月 - 2015年3月

山室真澄, 藤井伸二, 百原新, 林紀男
ゴンドワナ植物・ナンキョクブナ属をめぐる共生・寄生系の進化史の解析

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2007年 - 2009年

伊藤元己, 吉武啓, 坂山俊英, 紙谷聡志, 藤井伸二
20年間における熱帯雨林の林分動態と気候変動に対する反応

日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(B) 2000年 - 2003年

米田健, 藤井伸二, 水永博己
低湿地性植物の繁殖特性と遺伝的変異に基づいた保全指針の検討

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 2000年 - 2001年

藤井伸二
低湿地性稀少植物の発芽特性からみた繁殖様式の解析と保全生物学への応用

日本学術振興会科学研究費助成事業奨励研究(A) 1995年 - 1995年

藤井伸二

藤井伸二

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講演・口頭発表等

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