MISC

2007年2月

日本機械学会発電用原子力設備規格に基づくX-IV型大気圧水カプセルの設計

JAEA-Technology 2006-062
  • 村尾 裕之
  • ,
  • 村松 靖之
  • ,
  • 大河原 正美
  • ,
  • 柴田 功

開始ページ
32
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2006-062

原子炉安全性研究炉NSRR(Nuclear Safety Research Reactor)の炉内実験は実験燃料を専用の照射カプセルに封入し、炉心へ挿入して行われる。NSRRではこれまでに17種類の大気圧水カプセルを製作しており、そのうちX-IV型大気圧水カプセルは設計及び工事の方法の認可を6回取得し、平成18年6月に第7回目の設工認申請を行った。第7回目の申請に際しては設計の強度評価に用いる規格を通商産業省告示501号の廃止に伴い、日本機械学会発電用原子力設備規格、設計・建設規格(JSME S NC1-2005)に変更した。JSME S NC1-2005では、新たに「負荷荷重」の状態を示す供用状態が導入されており、今回の申請書では許容応力強さを供用状態に応じて算出した。また、JSME S NC1-2005では、クラス1支持構造物に対して、組合せ応力に関する評価を求めていることから、今回の申請書で同評価を追加し許容応力を超えないことを確認した。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2006-062
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5005682
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2006-062

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