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2016年5月

【細胞死 新しい実行メカニズムの謎に迫り疾患を理解する ネクロプトーシス、パイロトーシス、フェロトーシスとは?死を契機に引き起こされる免疫、炎症、再生の分子機構とは?】(第2章)死細胞の認識、貪食、生体応答 リン脂質フリッパーゼとアポトーシス細胞の認識

実験医学
  • 瀬川 勝盛
  • ,
  • 長田 重一

34
7
開始ページ
1082
終了ページ
1088
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)羊土社

アポトーシス細胞は、処理されるべき死細胞であることを伝える目印、"eat me"シグナルを提示することで貪食細胞に認識・貪食される。これまでに、リン脂質であるホスファチジルセリン(PS)が、死細胞の細胞膜で機能する重要な"eat me"シグナルであることが明らかにされてきた。一方で、死細胞がどのようにPSを露出するのか、その分子機構は不明であった。本稿では、PSを脂質二重膜の外層から内層に移層する膜タンパク質であるリン脂質フリッパーゼを中心に、細胞膜におけるPSの分布制御機構さらに"eat me"シグナルとしてのPSの作用機構について概説する。(著者抄録)

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ID情報
  • ISSN : 0288-5514
  • 医中誌Web ID : 2016297918

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