2015年4月 - 2019年3月
荷重環境下インプラント周囲の骨細胞による骨質制御機構を解明する
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
骨は力に反応して減ったり増えたりしますが、これは体の正常な適応反応です。一方、骨粗鬆症などの骨がもろくなる病気では、骨の量が減るだけでなく、骨の質(微細構造、石灰化、代謝、ヒビ割れ)が悪くなります。ところが、歯科領域では、「骨の質」の定義が曖昧なため、研究が進んでいませんでした。一方、インプラント治療は、歯を失った患者さんに必要不可欠な治療法のひとつですが、埋入されたインプラントの周りの骨が、噛む力より骨の量や質をどう変化させるのかは全く分かっていません。そこでこの研究の目的は、規則的な繰り返し荷重が埋入されたインプラント周囲骨組織の骨量や骨質に与える影響を解明することを目的としました。
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- 課題番号 : 15H05030
- 体系的課題番号 : JP15H05030
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