2019年3月 - 2023年3月
第一言語および第二言語におけるメタファーの創造と解釈可能性に関する実証的研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
2021年度は、2021年3月にThe 11th Asian Conference on Psychology and the Behavioral Sciencesで発表した"Ballpoint pens and Hammocks: How visual metaphors angage and distract in advertisements"を発展させて、追加実験を行い、また論文のドラフトをまとめて投稿した(査読中)。一方、追加実験がコロナ感染症のまん延防止措置のためにほとんど行うことができず、わずかに一度、前年度の視覚的ポスターのメタファー効果の実験に、理解容易度や効果度、文化的背景の関与性を調べる質問項目を追加して行い、研究グループ内で検討を重ねた。追加実験の考察を含めた論文や口頭発表は年度末と2022年度初頭にようやくまとめて投稿を開始した。
コロナ感染症のまん延により、被験者を集めた実験を1年間ほとんど行うことができず、文献によりコーパス的アプローチやフレームネット的アプローチを研究してきたが、新規データを収集できない以上、本テーマの実験的アプローチによるメタファー効果の検証は大きな成果をあげることはできなかった。
一方、研究者間の議論や新規実験の準備は進んでおり、刺激文の反応に対する反応時間から潜在的なメタファーの解釈・発出を研究する用意ができている。年度末まだに次の年度の実験準備はほぼ整えており、新年度にはコロナ感染症の状況によるが、早期に実験を開始し、統計的分析を施したのち、多くの学会で口頭発表や論文執筆を行っていくつもりである。
コロナ感染症のまん延により、被験者を集めた実験を1年間ほとんど行うことができず、文献によりコーパス的アプローチやフレームネット的アプローチを研究してきたが、新規データを収集できない以上、本テーマの実験的アプローチによるメタファー効果の検証は大きな成果をあげることはできなかった。
一方、研究者間の議論や新規実験の準備は進んでおり、刺激文の反応に対する反応時間から潜在的なメタファーの解釈・発出を研究する用意ができている。年度末まだに次の年度の実験準備はほぼ整えており、新年度にはコロナ感染症の状況によるが、早期に実験を開始し、統計的分析を施したのち、多くの学会で口頭発表や論文執筆を行っていくつもりである。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K00566
- 体系的課題番号 : JP19K00566