基本情報

所属
中央大学 文学部 教授
学位
教授資格(ベルリン・フンボルト大学)
博士(文学)(東京大学)

連絡先
nawatatamacc.chuo-u.ac.jp
研究者番号
20251382
J-GLOBAL ID
200901097665015043
researchmap会員ID
1000264345

外部リンク

研究分野は、近現代ドイツ文学、現代ドイツ思想(メディア史学を中心とする文化学)、比較文学・比較文化です。

私は日本で独文学を、ドイツで文化学を修めました(東京大学で博士号取得、ベルリン・フンボルト大学でHabilitation=教授資格取得)。文化学(Kulturwissenschaft)は、文学を含む文化の歴史を、モノとしてのメディアの観点などから分析する学問で、現代ドイツ思想の核心に属します。私はDAADやAlexander von Humboldt Foudationの助成により、思想家フリードリヒ・キットラーのもとで文化学の研究をおこないました。

いまは、研究対象がヨーロッパ文化にかたよりがちな文化学と、global historyとを結びつけ、世界文化史の輪郭を描くことに関心を抱いています。「文化学、グローバル史、比較文学・比較文化を引き合わせたところに、人文科学が取り組むべき広大な領域が開けている」(縄田雄二編『モノと媒体(メディア)の人文学--現代ドイツの人文学』2022年岩波書店、編者あとがき「望遠鏡で月を望んだ漢詩」)。

ドイツ語現代文学を読むのも好きです。ドゥルス・グリューンバインが独日二言語版の俳句集をインゼル社から出版した折に訳者として協力できたのは、おおきな喜びです。2022年には、ベルリンの文学館Literarisches Colloquium Berlinで催されたドイツ語詩翻訳者の国際会合に参加しました("JUNIVERS 2022: Internationales Treffen von Übersetzer·innen deutschsprachiger Lyrik")。


経歴

  14

主要な論文

  42

MISC

  88

書籍等出版物

  21

講演・口頭発表等

  130

共同研究・競争的資金等の研究課題

  13

社会貢献活動

  3