基本情報

所属
岐阜大学 工学部 社会基盤工学科 防災コース 教授
研究推進・社会連携機構地域減災研究センター センター長(併)(工学部)
流域圏科学研究センター 教授
工学研究科 教授
研究推進・社会連携機構地域減災研究センター減災技術開発部門 教授(兼)(工学部)
学位
博士(工学)(京都大学)

研究者番号
20222200
ORCID iD
 https://orcid.org/0009-0006-3266-8672
J-GLOBAL ID
200901011446742248
researchmap会員ID
1000172257

外部リンク

地震工学・地震防災に関する幅広い研究を通じて,個人~世帯~地域社会~自治体~国レベルでの地震防災対策,地震リスクマネジメント,社会のレジリエンス向上に貢献することを目指しています.
(1) 地震ハザード・リスク評価:わが国のすべての地震活動モデルを用いて,考えられる限りのあらゆる地震を想定し,強い揺れとそれによる地震リスクを定量評価する研究を行っています.
(2) 全国地震動予測地図の高度化・高度利活用:地震本部(地震調査研究推進本部地震調査委員会)が作成・公表する「確率論的地震動予測地図」および「震源断層を特定した地震動予測地図」に関して,評価手法の高度化や高度利用(両地図の補完的活用など)に関する研究を行っています.
(3) 強い揺れが及ぼす影響評価:強震記録を用いて、地震動を特徴づける三要素(振幅・振動数・継続時間)の複合的な作用を定量化するとともに,人間・居住空間・構造物に与える影響を評価する研究を行っています.
(4) リアルタイム地震防災システム:地震発生直後にうまく緊急対応やシステム制御を行って被害軽減を図る先進的なシステムに関する基礎研究を行っています.
(5) ライフライン系の地震時機能被害・復旧予測:供給系(電気・都市ガス・水道)や交通系(道路・鉄道)の機能が地震時にどれだけ損なわれ,復旧にどれぐらいかかるのか予測する手法(機能的フラジリティ関数とレジリエンス関数)を開発し,対策検討に役立てています.

経歴

  8

受賞

  11

論文

  146

講演・口頭発表等

  55

MISC

  109

共同研究・競争的資金等の研究課題

  47

書籍等出版物

  11

社会貢献活動

  125

その他

  2
  • 2004年4月 - 2004年4月
    3年後期「地震工学」では,代表的な耐震設計法について概説した.「土木工学実験Ⅱ」においては,コンピュータによる数値計算が不可欠であるために「地震工学」でカバーできなかった範囲(応答スペクトルの数値計算と時刻歴応答解析法)を扱うため,数値計算用の教材を作成した.
  • 2003年1月 - 2003年1月
    地震工学(社会基盤工学科3年次後期科目)では,「耐震設計法概説」の一部で「応答スペクトル法による動的解析」を取り上げ,約4回分を割り当てている.そこで要求される知識は,「線形一自由度系の応答」「モード解析法」「地震動の応答スペクトル」など多岐にわたり,短期間での習得を目指すには工夫が必要な内容である.H13年度までに講義内容にあわせた演習問題を作成し,理解の促進に努めてきたが,H14年度は新たに視覚教材を試作し,ノートPCと液晶プロジェクタで映写しながら講義と課題演習を進めた.ソフト開発にあたっては,GUIにVisual Basic,解析部にFORTRANを用いた.