共同研究・競争的資金等の研究課題

2010年10月 - 2013年3月

HLA-Gの移植免疫における機能についてー急増する報告の検証ー

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
22591413
体系的課題番号
JP22591413
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

研究成果の概要(和文):近年、各種臓器移植において、移植片の生着がHLA-Gの発現と相関するという報告が急増しているため、この検証を行った。その結果、移植の前後、移植片生着の有無に関わらず患者末梢血中にはHLA-G抗原やHLA-G陽性細胞が検出され、移植との有意の相関は認められなかった。ただし、ELISAにより検出された血漿中の可溶性HLA-G抗原は、現時点においては、Western blot によってはHLA-G蛋白であると証明されなかった。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-22591413/22591413seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-22591413
ID情報
  • 課題番号 : 22591413
  • 体系的課題番号 : JP22591413