共同研究・競争的資金等の研究課題

2007年 - 2008年

イソフラボン・ポリアミン誘導体が持つヘム分解調節作用の機能性食品・医薬品への応用

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
19500680
配分額
(総額)
4,420,000円
(直接経費)
3,400,000円
(間接経費)
1,020,000円

ヘム代謝系・鉄代謝系は、ヘム分解酵素・ヘムオキシゲナーゼ(HO)を中心に、生体防御や生体調節に重要な役割を果たしている。代表者らは、ヘムによるHO-1の発現誘導メカニズムを解明し、種々の物質などによるヘム分解系調節と、ヘム代謝と鉄代謝の関連を見出してきた。本研究では、食品成分を中心とした種々の物質によるヘム代謝系・鉄代謝系の調節メカニズムの解明と、医薬品などへの応用可能性を探った。その結果、ヘム代謝や鉄代謝を調節する化合物群が、原虫の増殖を抑制することを見出した。これは、感染症とヘム代謝系・鉄代謝系の関連についての基盤的な新知見であり、治療応用の可能性を示した成果である。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-19500680/19500680seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 19500680