高効率な水素製造を可能にするイオン交換膜型ブンゼン反応器を開発
12th Renewable Energy 2017 Exhibition
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- 開催年月日
- 2017年7月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
熱化学水素製造法ISプロセスの高効率化を図るため、ブンゼン反応における循環物質量を低減する基盤技術を開発した。本プロセスの主反応の一つであるブンゼン反応において、従来の二液相分離法は大量の循環物質(ヨウ素)を 必要としていた。ここに、イオン交換膜型ブンゼン反応を適用することで循環物質の大幅な削減ができる。共同研究機関が開発した放射線グラフト・架橋技術によるイオン交換膜を用いた膜ブンゼン反応器を開発し、従来の反応条件であったI$_{2}$/SO$_{2}$=9よりも大幅にヨウ素が少ない条件(I$_{2}$/SO$_{2}$=1.2$\sim$1.8)でブンゼン反応を進行させることができた。