論文

査読有り
2015年5月

ミニチュアC(T)試験片を用いたマスターカーブ参照温度評価に関する国際ラウンドロビン試験

Small Specimen Test Techniques; 6th Volume (ASTM STP 1576)
  • 山本 真人*
  • ,
  • 鬼沢 邦雄
  • ,
  • 吉本 賢太郎*
  • ,
  • 小川 琢矢*
  • ,
  • 馬渕 靖宏*
  • ,
  • Valo M.*
  • ,
  • Lambrecht M.*
  • ,
  • Viehrig H.-W.*
  • ,
  • 三浦 直樹*
  • ,
  • 曽根田 直樹*

開始ページ
53
終了ページ
69
記述言語
英語
掲載種別
DOI
10.1520/STP1576-EB

4mm厚のミニチュア破壊靭性試験片(微小C(T))によるマスターカーブ法の適用性を検証するため、日本の原子炉圧力容器鋼から採取した破壊靭性試験片を用いて、国内外の研究機関や産業界の参加を得てラウンドロビン試験を実施した。ASTM E1921規格に従って試験を行い、得られた破壊靭性参照温度$T$$_{0}$の比較から、微小C(T)から得られる参照温度のばらつきは規格に示されている不確実さの範囲とほぼ同等であり、微小試験片に対するマスターカーブ法の有効性を確認した。また、本報では各機関が行った試験結果を取りまとめて統計処理を行い、参照温度$T$$_{0}$には大きな相違はなく、標準サイズの試験片との寸法効果も認められないことが確認できた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.1520/STP1576-EB
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5045688
ID情報
  • DOI : 10.1520/STP1576-EB

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