MISC

2019年9月

HTTRの起動用中性子源の交換時期の推定

JAEA-Technology 2019-012
  • 小野 正人
  • ,
  • 小澤 太教
  • ,
  • 藤本 望*

開始ページ
15
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2019-012

HTTRでは、原子炉の起動及び広領域中性子検出器の計数率の確認を目的として、起動用中性子源$^{252}$Cfを用いているが、半減期が約2.6年と短いことから適切な時期に交換する必要がある。交換時期の推定には、広領域中性子検出器の「WRM計数率低」の警報発報を防ぐために、半減期のみならず、ゆらぎを考慮する必要がある。このため、広領域中性子検出器の計数率と標準偏差の関係式等から計数率の最小値を予測する手法を考案した。本手法を用いて広領域中性子検出器の計数率の変化を予測した結果、計数率が3.0cpsに低下するのが2022年、1.5cpsに低下するのが2024年となり、2024年までに交換を完了する必要があることが明らかとなった。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2019-012
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5065845
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2019-012

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