MISC

2013年3月

HTTR炉心冷却喪失試験に向けた1次生体遮へい体の温度解析モデルの改良

UTNL-R-0483
  • 高田 昌二
  • ,
  • 柳 俊樹
  • ,
  • 飯垣 和彦
  • ,
  • 篠原 正憲
  • ,
  • 栃尾 大輔
  • ,
  • 島崎 洋祐
  • ,
  • 小野 正人
  • ,
  • 沢 和弘

開始ページ
9\_1
終了ページ
9\_10
記述言語
日本語
掲載種別

HTTRで実施する炉心冷却喪失試験に向けて、軸対象数値解析モデルを改良し、HTTRのRPVからの熱が、VCSの隣接する水冷管の間のフィンから放射伝熱や自然対流により、また、VCSを支持する金属製サポートから熱伝導により、VCS周りに配置されたコンクリート製の1次遮へい体に伝わる様子を適切に予測できるようにした。本数値解析モデルでは、VCS水冷パネルの水冷管を水平配置として模擬するとともに、さらのフィンを金属製サポートにより支持する形状を模擬できるようにしている。数値解析結果は、各構造物温度の試験結果とよく一致した。数値解析結果より、VCSサポート近傍で、1次遮へい体温度が局所的に高くなるが、サポート周囲が低温に維持されることを明らかにした。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5040596

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