2010年 - 2012年
血小板/フィブリン血栓の収縮反応における凝固XIII因子の新しい機能と分子機構
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
3年間の研究の結果より、細胞内血液凝固第XIII因子(Factor XIII, FXIII) Aサブユニット(FXIII-A)は、単球/マクロファージ系、巨核球/血小板系の増殖と分化に関与している可能性が示唆された。
また、細胞外 FXIII-Aは、糖タンパク質 IIb/IIIaとの結合を介して、血小板内のシグナル伝達系を活性化し、血餅退縮を惹起していることが、明らかになった(論文投稿中)。ただし、細胞内 FXIII-Aがこの反応に必須であるか否かについては、結論を得るに至らなかった。
また、細胞外 FXIII-Aは、糖タンパク質 IIb/IIIaとの結合を介して、血小板内のシグナル伝達系を活性化し、血餅退縮を惹起していることが、明らかになった(論文投稿中)。ただし、細胞内 FXIII-Aがこの反応に必須であるか否かについては、結論を得るに至らなかった。
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- ID情報
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- 課題番号 : 22591058
- 体系的課題番号 : JP22591058