2006年12月20日
大学における情報基礎教育カリキュラムの実践的研究(<特集>情報教育の成果と課題)
日本教育工学会論文誌
- ,
- 巻
- 30
- 号
- 3
- 開始ページ
- 231
- 終了ページ
- 238
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- DOI
- 10.15077/jjet.KJ00004964148
- 出版者・発行元
- 日本教育工学会
本学では,非理工系学部の学生に対する情報基礎教育(一般情報処理教育)を実施する中で,情報基礎教育カリキュラムを,学生に何が必要かという視点から,実践的に構築してきた.その結果,学生が身につけるべき情報リテラシーとして「コンピュータリテラシー」,「ネットワークリテラシー」,「メディアリテラシー」という3つの柱をたて,さらに,多様な学生の要求に応えるため,カリキュラムの階層化を行い,効果をあげている.本稿では,どういった実践および考え方により,現在実施しているカリキュラムに到達したかを解説し,その評価を行う.さらに,高校で教科「情報」が導入されたことを踏まえ,情報基礎教育カリキュラムの今後の在り方について,現在までの教育実践の経験に基いて,議論を行う.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.15077/jjet.KJ00004964148
- ISSN : 1349-8290
- CiNii Articles ID : 110006794619
- CiNii Books ID : AA11964147