新型被覆管材料12\%Cr, 6\%Al酸化物分散強化鋼の腐食挙動に及ぼす硝酸濃度の影響
腐食防食協会第65回材料と環境討論会
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- ,
- 開催年月日
- 2018年10月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 富山
- 国・地域
- 日本
新型被覆管として開発されている12\%Cr, 6\%Al酸化物分散強化鋼に関し、核燃料再処理工程での研究の一環として硝酸濃度が腐食挙動に与える影響を評価した。沸騰硝酸中において硝酸濃度の増加に伴い腐食は加速したが、いずれの条件においても耐食性が良好であり活性腐食は発生しなかった。Alについては、Crと共に耐食性に寄与していると予想される。硝酸濃度の増加に伴う腐食の加速は主に不働態保持電流の増大が原因と考えられる。