2012年2月
簡易型弾性波トモグラフィ調査システムの開発
JAEA-Research 2011-043
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- 巻
- 2011
- 号
- 43
- 開始ページ
- 25
- 終了ページ
- 2,1-25
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- DOI
- 10.11484/jaea-research-2011-043
- 出版者・発行元
- 日本原子力研究開発機構
地下深部で坑道を掘削する際の坑道周囲における変化を捉えるため、坑道の掘削の進捗に合わせて繰り返し弾性波トモグラフィ調査を行うための新たな簡易弾性波トモグラフィ調査システムを開発した。これは、ボーリング孔の壁面打撃用のハンマーを組み込んだ起振源、ボーリング孔内埋設型の受振器から構成され、弾性波を発生させる起振のエネルギーにはメタン等の可燃性ガスの存在を考慮して圧縮空気を利用している。開発したシステムを水平坑道の掘削影響試験領域に適用し、坑道掘削時における調査領域における弾性波速度の変化を捉えることが可能となり、結果をトモグラフィ画像として処理を行った。この結果、掘削影響領域のモニタリング技術としての適用性を確認した。
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.11484/jaea-research-2011-043
- CiNii Articles ID : 40019320064
- CiNii Books ID : AA12117124