MISC

2016年12月

アルミナ吸着剤のMo吸着/溶離に関する予備試験

JAEA-Technology 2016-027
  • 鈴木 善貴
  • ,
  • 石田 卓也*
  • ,
  • 鈴木 祐未*
  • ,
  • 松倉 実*
  • ,
  • 黒崎 文雄*
  • ,
  • 西方 香緒里
  • ,
  • 三村 均*
  • ,
  • 土谷 邦彦

開始ページ
24
終了ページ
記述言語
日本語
掲載種別
機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
DOI
10.11484/jaea-technology-2016-027

照射試験炉センターでは、(n,$\gamma$)法による$^{99}$Mo製造に関する技術開発を行っている。(n,$\gamma$)反応による$^{99}$Mo製造は簡便な方法であり、核不拡散や廃棄物管理の観点からも有利である。しかしながら、本方法による$^{99}$Moの比放射能が低いことから、高い放射能濃度を有する$^{99m}$Tc製品の製造が困難である。これまで、高いMo吸着効率を持つ無機高分子ジルコニウム化合物(Polyzirconium Compound: PZC)及び無機高分子チタニウム化合物(Polytitanium Compound: PTC)のようなMo吸着剤の開発が進められている。これらのMo吸着剤のジェネレータへの利用のためには、Mo吸着剤に含まれる構成元素の影響を評価し、$^{99m}$Tc製品の品質を保証することが必要である。本報告書において、Mo吸着剤の開発の現状調査を行い、医療用$^{99}$Mo/$^{99m}$Tcジェネレータに使用されているアルミナに着目し、結晶構造や比表面積のような異なった特性による3種類のアルミナのMo吸着特性/Mo溶離特性を調べた。

リンク情報
DOI
https://doi.org/10.11484/jaea-technology-2016-027
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5057098
ID情報
  • DOI : 10.11484/jaea-technology-2016-027

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