(n,$\gamma$)法により製造した$^{99}$Moからの$^{99m}$Tcの分離濃縮装置の開発
日本原子力学会2012年春の年会
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- 開催年月日
- 2012年3月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 福井
- 国・地域
- 日本
JMTR再稼動に向けた取り組みとして、(n,$\gamma$)法による$^{99}$Mo-$^{99m}$Tc製造に関する技術開発を行っている。JMTRで製造される$^{99}$Moから高放射能濃度の$^{99m}$Tcを得るための手法として、メチルエチルケトン(MEK)による抽出・分離法とアルミナカラムによる精製・濃縮法を組合せた方法を考案した。本研究では、考案した方法の装置化を目的とした予備試験を行った。予備試験としてTcの同族体であるReを用いた抽出・分離・濃縮試験を行った。その結果、98\%の回収率でRe濃縮液を得ることができた。今後、本試験結果をもとに、$^{99}$Mo/$^{99m}$Tc抽出・分離・濃縮装置を開発し、実証試験を行う。