反応度事故(RIA)条件下におけるMOX燃料の核分裂性ガス放出; BZ-3及び4の分析結果
Fuel Safety Research Meeting 2019 (FSRM 2019)
- 開催年月日
- 2019年10月
- 記述言語
- 英語
- 会議種別
- 国・地域
- 日本
高燃焼度MOX燃料(BZ-3, BZ-4)に対するパルス照射試験前後のペレットSEM-EPMAデータを用いて、反応度事故(RIA)時におけるMOX燃料ペレットからの核分裂生成ガス(FPガス)放出を評価した。PuスポットでのXe放出の相対変化量及びペレット外周部のクラックによる放出を考慮した結果、Puスポットからの放出は、BZ-4で約5\%、BZ-3で約10\%と評価された。パンクチャー試験による実測値との比較から、パルス照射実験中にはPuスポット以外の領域からもFPガスが放出されることが示唆された。