講演・口頭発表等

国際会議

高温流動ナトリウムに晒された鉄鋼材表面からのCr溶出モデル計算

5th International Workshop on Structural Materials for Innovative Nuclear Systems (SMINS-5)
  • 大塚 智史
  • ,
  • 丹野 敬嗣
  • ,
  • 岡 弘
  • ,
  • 矢野 康英
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  • 橋立 竜太
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  • 加藤 章一
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  • 古川 智弘
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  • 皆藤 威二
  • ,
  • 伊藤 主税

開催年月日
2019年7月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
日本

原子力機構では、ナトリウム冷却高速炉(SFR)用の高燃焼度燃料被覆管材料としてODS鋼の開発を進めている。SFR被覆管は薄肉であり、高温流動ナトリウム環境に晒されることから、ナトリウム環境効果の評価は重要である。本研究では、Fe-Cr系鋼の高温流動Na中のCr溶出挙動を理解し、予測するため、熱力学と速度論に基づき流動Na中のCr溶出挙動のモデル計算を実施した。表面Cr濃度は時間ととも徐々に低下し、Fe-Cr系鋼の初期Cr濃度に関わらず、ある一定値に収束した。ナトリウム流速が増加すると、表面Cr濃度が一定に収束するまでの時間が短縮した。本発表では、モデル計算結果と実験値を比較し、Fe-Cr系鋼のCr溶出挙動を正確に把握するためのCr溶出挙動モデルの改良方策について議論する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5064710