MISC

2017年6月

露天採掘場跡地の地下水流動解析及び物質移行解析

平成29年度全国鉱山・製錬所現場担当者会議資源/新素材講演集
  • 福嶋 繁
  • ,
  • 坂尾 亮太
  • ,
  • 長安 孝明
  • ,
  • 小原 義之

開始ページ
61
終了ページ
66
記述言語
日本語
掲載種別

人形峠鉱山の露天坑水は、鉄濃度が水質汚濁防止法を超過することから、発生源対策を検討する目的で、地下水流動解析や物質移行解析に取組んでいる。本報告では、これまでに得られた地下水流動解析の成果と今後の取組みについて報告する。露天採掘場跡地をモデル化して飽和・不飽和浸透流解析を行った結果、これまでの調査で得られた物性値と実測していない値や境界条件については一般値を用いることで、露天坑水を1m$^{3}$/日未満、地下水位を$\pm$1.5mで整合させることができた。また、このモデルを用いた露天坑水量の低減化予測解析では、露天採掘場跡地の上流側から侵入する地下水を防ぐ遮水壁より、露天平坦部の雨水浸透を抑制する対策工の効果が高いことが分かった。物質移行解析については移流分散解析と化学反応解析に取り組んでおり、今後は、露天採掘場跡地内で起こっている化学反応を解明し、吸着、沈殿、溶解等の作用を考慮した物質移行解析に取組み、その成果を露天坑水の水量・水質の低減化を目的とした対策工の工法選定や設計検討に活用する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5058913

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