MISC

2007年

単一細胞応答の観点からみたマウス茸状乳頭味蕾の応答性

日本味と匂学会誌
  • 吉田竜介
  • ,
  • 安尾敏明
  • ,
  • 村田芳博
  • ,
  • 上瀧将史
  • ,
  • 二ノ宮裕三

14
3
開始ページ
395
終了ページ
398
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
日本味と匂学会

単一味蕾中に存在する複数の味細胞の基本味刺激(NaCl、HCl、サッカリン、キニーネ、MSG)に対する応答をルーズパッチ法にて記録し、それらを比較することで、個々の味蕾がどのような味覚情報を味神経へ伝達しているのかについて解析した。C57BL/6Nマウスの舌を摘出した。14個の味蕾から2個の異なる味細胞の応答を同時に、もしくは別々に記録することができた。6個の味蕾では2つの味細胞が同じ刺激で最大応答を示し、残りの8個の味蕾では2つの異なる味細胞は異なる刺激により最大応答を示した。28個の味細胞に対するエントロピー値は0.156±0.269、14個の味蕾のエントロピー値は0.378±0.310となり、両者の間には有意差が見られた。

リンク情報
URL
https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2007&ichushi_jid=J04102&link_issn=&doc_id=20071228200038&doc_link_id=110006651246&url=https%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F110006651246&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%2Ficon%2F00003_1.gif
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ID情報
  • ISSN : 1340-4806
  • eISSN : 2424-1326
  • 医中誌Web ID : 2008133746

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