藏之内 利和

テンサイ（Sugar Beet）の育種では15年間ほど、細胞質雄性不稔性を利用した種子親系統の育成から一代雑種品種育成に関わるとともに、新たな自殖系統育成手法、低温を利用した除雄技術の開発、品質改善、病害抵抗性系統の育成、などに取り組みました。
サツマイモ（カンショ）の育種では、蒸切干（干しいも）加工用品種育成を中心に、低温耐性系統の選抜手法と育成、病虫害抵抗性検定法の改善、サツマイモネコブセンチュウのレース関係、立ち型草姿系統の選抜など、20年以上取り組んでおります。２年半あまりのサポート部門での勤務を経て、再びサツマイモの育種に専念後、現在は研究推進室で研究を支える仕事をしておりますので、よろしくお願いいたします。