2014年10月
OECD/NEA ROSA-2プロジェクトコールドレグ中口径破断LSTF実験における炉心内の多次元的流れを影響を考慮したRELAP5解析
Journal of Nuclear Science and Technology
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- 巻
- 51
- 号
- 10
- 開始ページ
- 1164
- 終了ページ
- 1176
- 記述言語
- 英語
- 掲載種別
- DOI
- 10.1080/00223131.2014.911710
PWRを模擬する大型熱水力試験装置LSTFを用いてコールドレグ中口径破断LOCA実験を2回(Test-2, Test-7)行い、それらの比較よりシステム全体の挙動及び熱水力現象の調査をOECD/ROSA2プロジェクトで行った。実験条件として、Test-2では破断サイズはコールドレグの17\%相当とし、ECCSは単一故障を仮定した。Test-7では破断サイズは13\%相当とし、ECCSは全注入を仮定した。本論文では、炉心を単チャンネルおよび複数チャンネルでノーディングしたRELAP5コード実験後解析の結果を発表する。結果として、炉心複数チャンネルモデルを用いた解析では、炉心内の多次元的な流れを考慮することができ、炉心単チャンネルモデルでは充分に再現できなかった燃料棒表面温度の挙動を再現することに成功した。
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- DOI : 10.1080/00223131.2014.911710
- ISSN : 0022-3131